コンパウンドとは? | モータースポーツ用語 | port F

コンパウンド

通常モータースポーツでは、タイヤに使われる合成ゴムのこと、またはそのゴムの質のことを言う。もともとの意味は「混ぜ合わせること」「混ぜたもの」という意味の英語「compound」から。

モータースポーツで、全般に用いられる柔らかいコンパウンドのタイヤは、グリップが高く速いラップタイムを走ることができるが耐久性が低く、長い周回を走ることには向かず、反対に硬いコンパウンドのタイヤはグリップは低くラップタイムには劣るが、耐久性が高く長い周回を走行できることが特徴とされる。

モータースポーツの多くのレースカテゴリでは、複数のタイヤ・コンパウンドが用意され、戦略や用途に応じてドライバーやチームが選択できるようになっている。

F1では、2018年現在に使用される晴れ用タイヤのコンパウンドは全部で7種類あり、硬いものから順に…

  • スーパーハード(オレンジ)
  • ハード(青)
  • ミディアム(白)
  • ソフト(黃)
  • スーパーソフト(赤)
  • ウルトラソフト(紫)
  • ハイパーソフト(ピンク)

が存在する。

© 2018 Pirelli & C. S.p.A.

テレビ解説などでは「ソフトタイヤ」や「ミディアムタイヤ」などと同じ意味で「ソフト・コンパウンド」や「ミディアム・コンパウンド」と言われることもある。

2018年現在のF1の技術規則では、上記7種のうち、各レースで3種のコンパウンドが使用可能となり、持ち込める合計13セット(1セットとは4本組のこと)の内訳を3種の中からドライバーごとに自由に選択できる。ただし、どのコンパウンドも最低1種類は選択しなければならない。

また、チームの無線などでは、コンパウンドの名称を呼ばずに、その3種のうち、最も柔らかいコンパウンドを「オプション・タイヤ」、次に柔らかいものを「プライム・タイヤ」、最も硬いものを「バックアップ」と呼ぶことが多い。

F1では複数のコンパウンドを同時に使用すること(例:前輪にスーパーソフト、後輪にソフトを使用するなど)は禁止されている。

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