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パディ・ロウ

生年月日 1962年4月08日
国籍 イギリス

パディ・ロウは、イギリス出身のエンジニア。2013年までF1チームのマクラーレンに在籍し、同年6月よりメルセデスAMGのエグゼクティブディレクターに就任した。

経歴

ケンブリッジ大学で工学を専攻し、1984年に卒業。電子回路設計部門のチーフとして、1987年にウィリアムズに加入した。チーム内ではフランク・ダーニーの仕事を引き継ぎ、アクティブサスペンション開発の責任者となった。
1993年、研究開発 (R&D) 部門のトップとしてマクラーレンに移籍し、その後8年間にわたって同チームの研究開発部門(後に動体技術部門に改称)を統括した。
2001年にシステム開発部門のチーフエンジニアとなり、後にレースにおけるMP4-20の性能・開発の研究開発を行った。テクニカルディレクターのエイドリアン・ニューウェイの離脱を受け、2005年5月にエンジニアリングディレクターに就任し、技術部門の責任者となった。2011年にはテクニカルディレクターに就任し、ティム・ゴス(エンジニアリングディレクター)、ニール・オートレイ(デザイン・開発プログラムディレクター)と共に技術部門を率いる体制となった。
2013年2月、メルセデスAMGへの移籍が明らかになった。マクラーレンとの契約上、移籍は2014年になると思われたが、両チームの協議により2013年6月よりメルセデスへ合流して、技術部門を統括するエグゼクティブディレクターに就任することになった。

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