ステイアウトとは? | モータースポーツ用語 | port F

ステイアウト

Photo by Adam Pretty / Getty Images / Red Bull Content Pool

ステイアウトとは(ある瞬間で)ピットインしない選択を採ること

ステイアウトとは、ピットインしてタイヤ交換やクルマの修理などを行うか、コースに留まり走り続けるか、という選択を迫られた時に、コースに留まり走り続ける選択を採ること。「外に留まる(stay out)」という意味の英語から。

セーフティカーおよび、バーチャル・セーフティカーが出動した時や、路面の状況が急速に変化する場合、ドライバー達が一斉にピットに入りタイヤ交換をする可能性が生まれる。そのようなタイミングで、ピットインする戦略をあえて採らなかったドライバー達をひっくるめて「ステイアウト組、ステイアウト勢」といった言葉遣いも、テレビ解説などでは聞かれる。

あくまで、“あるタイミング”でピットインしない戦略を採ることであり、レースのスタートからフィニッシュを通じてピットインしない、という意味ではない。レースを通じて終始ピットインしないことは「ノンストップ戦略」などと呼ばれる。ただし、今のF1ではドライコンディションで行われる限り、決勝レースでタイヤ交換が必須である。

「ステイアウト」の典型的な使い方

  1. 「XX周目のセーフティカーでステイアウトしたドライバー達が一気に順位を上げた」
  2. 「あのドライバーは、ステイアウトを長引かせたことで、アンダーカットされてしまった」

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