五十音
ファステストラップ(Fastest Lap)とは、決勝レースにおいてもっとも1周が速いタイムのこと。
もしくは、決勝レースの全ドライバー・全周回を通じてもっとも速いラップタイムを記録したドライバーに与えられる称号。レースが進行中の場合は、その時点での最速ラップのことを言う。
直訳すると「最速ラップ」。略して「FL」と表記されることもある。
1959年までは、F1でファステストラップラップ記録ドライバーに1点が与えられていたが、それ以降2018年まで得点は無し。2019年から60年ぶりに10位以内の最速ラップ記録者に対し、1点が与えられるように改正されたが、2025年から再び得点は無しに変更されている。
フォーミュラEでは、10位以内フィニッシュのドライバーに限り、ファステストラップを記録すると選手権ポイントが1点与えられる。
またF1では、FIAのチャンピオンシップとは別に、「DHLファステストラップアワード」という賞が設けられており、シーズンでもっとも多くファステストラップを記録したドライバーが表彰される。
F1で歴代最もファステストラップを記録したドライバーはミハエル・シューマッハである(77回)。